星晶獣

バハムート

img_prim01.jpg 《星の民》の兵器へと身を堕とした開闢の竜。かつてその身は創世神の一部であったが、空の彼方より来る侵略者、《星の民》によって、星の力を宿す獣、《星晶獣》へと変えられた。しかし、竜の矜持は侵略者への最後の抵抗として自らの一部に世界の理を託し、その身体から切り離した。そうして生まれた《羽根トカゲ》は長い年月の間に自らの正体を忘れてしまったが、その身には確かな希望が秘められている。

ティアマト

img_prim2.jpg 《ポート・ブリーズ群島》に眠る悠久の風。《星の民》に創られた《星晶獣》のひとつであり、空を翔ける疾風の支配者とされる。その力は《ポート・ブリーズ群島》に降りかかる戦禍を幾星霜にもわたって払いのけ、穏やかな薫風によって幾つもの《騎空団》を空へと導いてきた。しかし、ひとたび目覚めればそれは大いなる災いとなり、荒れ狂う雷霆と吹き荒ぶ烈風の中に世界は沈むこととなる。

コロッサス

img_prim03.jpg 《バルツ公国》を焦がす鋼鉄の巨人。鈍く光る鋼には、かつて《星の民》の支配の時代、奴隷として酷使されていた《ドラフ》達の怨嗟が映る。《バルツ公国》の地下深く、動かなくなった巨躯からは、数百年を経たいまでも高熱が放たれ続け、溶けた大地は滾る茜の湖を形作っている。膨大な炎熱によって稼働する鉄塊は、その身の荷重そのものを力に変え、数ある《星晶獣》の中でも無類の破壊力を誇る。

ローズクイーン

img_prim04.jpg 夢幻の森の頂に君臨する高貴なる薔薇の女王。《星の民》が従える強力な《星晶獣》のひとつであり、幾つもの国や浮島を自らが作り出した森に飲みこんできた。しかし、戦争の時代の末期、《ヒューマン》達は幻影の森を含む浮島を丸ごと焼き払うことで、これを突破。以後の行方は杳として知れないが、名を失った遺跡の眠る《ルーマシー群島》にて、香気の煙る妖しげな森に遭遇した者がいるという。


  • 最終更新:2013-11-11 13:23:49

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